4-3-2.構成主義的教育プログラム

◆構成主義の学習理論

構成主義の学習観では,「知識」とは,構造をもった情報であり記号を理解したり自ら構成したりするものとする.

「学習」は概念の構造や認識構造を変えたり,利用したりすることと定義される.

「学習の転移」はある領域にある概念や規則が一般性をもつようになり起こる.

「動機づけ」は内発的な動機づけが不可欠である.

「学習環境」は,学習者が自ら理解をつくりあげられるように相互作用的な環境を用意することが望ましい.

「教育評価」には多様な知能を評価できるような多様な評価基準を設ける.

「教師の役割」は,学習者の頭の中で何が起こっているか,学習者が何を考えているかを読み取る“ 認知心理学者” である.

認知主義の学習理論の教育的応用は,工学における基礎的な実技教育やProject-Based Learning,課題探求型の応用的実験,ケーススタディ,Problem-Centered Learning などが挙げられる.

 

◆構成主義の学習理論とその応用教育プログラム

1.イラストを使った簡単な危険予知トレーニング

2.危険実験の演示

3.教育動画やDVD等の視聴と演習問題や意見交換

4.ヒヤリハットの教材化Ⅰ